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大阪府における要介護認定とサービスについて
要介護もしくは要支援と認定された高齢者が最も多いのは東京都ですが、人口における認定者の割合で見ると最も多いのは大阪府です。大阪府の特徴として、高齢化率が全国平均を上回っており、特に都市部での独居高齢者が増加傾向にあります。また、介護サービス事業所数も全国トップクラスで、特に訪問介護や通所介護などの在宅サービスが充実しています。
要介護認定とは、介護サービスが必要かどうかを判断する基準となるもので、「自立」「要支援1〜2」「要介護1〜5」という区分に分けられます。サービスの必要がない状態を自立と呼び、最も必要性の低い状態が要支援1、最も高い状態が要介護5となります。
この要介護認定はどのように判断されるのかというと、介護認定調査員が訪問して調査した結果や医師による診断を材料としてコンピュータでまず一次判定を行い、その後介護認定審査会が二次判定を行います。要支援は日常生活の一部に何らかの支援が必要な状態で、要介護は認知機能の低下が起きていたり日常生活に介助が必要な状態になります。要支援と認定された場合には介護予防サービスが、要介護と認定された場合には介護サービスが、1割負担で利用できるようになります。
介護サービスには3区分あり、自宅で受ける「居宅介護サービス」と施設に通ったり泊まったりする「地域密着型サービス」と施設に入居して受ける「施設介護サービス」があります。大阪府では居宅介護サービスを受ける人が最も多く、要支援から要介護1の方の利用が多くこのサービスを受けています。次に多いのは施設介護サービスで、要介護が条件となっていることがほとんどなことから要介護1以上の方の利用が多いのが特徴です。地域密着型サービスも同様に要介護者のみが対象となることがほとんどです。